皆様こんにちは、本日はヴァイオリン・二胡等音楽を演奏する上で欠かせない読譜力の大切さのお話をさせて頂きます。
何か楽器を習いないなぁ、ずっとやってみたかったなど新しいことを始めるのは子供でも大人でも親御さんでも不安と期待がありますよね。私はヴァイオリンと二胡を教えてますがこれまで沢山の生徒さんとの出会いがあります。まず大人になってから始める方はやはりご自分の強い意志を持っていらっしゃいます。『弾けるようになりたい!』と。ただお話を伺うと決意するまでの段階で音符が読めない方はそれでも大丈夫かなぁ?という不安があるようですね。
弦楽器は自分で音を作って演奏しますのでやはり簡単な楽器ではないかと思います。弾くことで一所懸命なのに音をイメージしないといけませんからね。ここでイメージするとありますがそれが読譜ということになります。頭で想像してないと階段を登るようにブツブツ切れた感じになりますが、想像できていると坂道のように繋がりがあり美しく演奏できるようになってきます。(弾き方ももちろんありますが)楽譜が読めない方の練習方法としてまず弾く前に最初はリズムを知ることが大切です。リズムがグチャグチャだと一番厄介ですので正確にきちんと数えましょう。これから数える作業は沢山出てきますよ!数えながら出来ない場合はメトロノームを使ってくださいね。音の高さ(音程)は置いておいて手を叩いてリズムを理解します。その次はどのように練習したら良いかと言えば、音符を声に出して歌ってください、(ドレミと高さをつけて)歌は音楽の基本です。歌えると指が自然と動き出します。指番号を全部振ってしまうと音符でなく数字を見てしまうので、徐々に減らしていってください。どうしても迷う音がある時は無理せず指番号を振りましょう。私は難しいパッセージは早口言葉のように声に出して歌います。(高音域の場合は音程をつけません)つっかえたり呂律が回らないところが指が止まる所です。何で弾けないかは音を頭で理解してないからです。頭と指は繋がってますので何度も歌い、叩き込むと大抵弾けるようになります。自分で何の音を弾こうとしているのか知るということですね。ここを何度も弾いて練習してもいつかは弾けるようになりますが遠回りです。効率の良い練習方法はまず歌う。特に弾けないところは尚更歌う!良かったら試してくださいね。
楽譜が読めないコンプレックスがある方、小、中学校の音楽の授業だけではスラスラ読めるような教育ではないですよね、読めなくて当然です。ただ知らないとか興味がなかったという事だけですので、いつからでも必ず読めるようになります。苦手なことが克服できるのは嬉しいことですね!
後は最初に先生にどうなりたいかをお伝えしておくのも良いかと思います。もちろんどこのお教室でも基礎からしっかり教えて頂けると思いますが、ヴァイオリンだったら葉加瀬太郎の情熱大陸がいつか弾きたい、二胡だったら蘇州夜曲が弾きたい、中国古典が弾けるようになりたい等、お伝えすると先生はどの教本が合っているか、どのように進めていこうかプランが立てられますので!
先生は皆さんの味方ですから知らない事、どんな小さなことでも解らないことは何でも質問してください。きっとそれぞれの方に合ったやり方をカスタマイズして最短で上手になるコツを教えてくださいますよ👌ご興味がある方はお近くでも体験レッスンで楽器に触れてみては如何でしょうか?とりあえずやってみるのもあり😊
ヴァイオリンの上達方法は色々ありますが、弾くことだけにフォーカスせずに、弾くに付属することからも克服していくのはかなり近道できます。『ヴァイオリン上手=ソルフェージュ力が高い』こちらは間違えないので是非取り入れて頂きたいと思います!
ご参考までに😊