大人編に続きまして子供編となります。
お子様が二胡を習いたい!いうのは今までないので、これからヴァイオリンを習う事をお考え、又は既に習っているけれども中々上達しない方向けに書かせて頂きますね。
お子様の場合どこかでヴァイオリンを見たり聞いたりして本人がやってみたい!というパターンと親御さんがやらせてみたい!というパターンの2通りですね。大人編のように絶対弾けるようになりたい!!と強い決意を持っていらっしゃるのとはちょっと違います。最初の体験レッスンでお話ししていても、楽しんでやってほしいというご要望がほとんどです。ヴァイオリンは構える事から始まりますが、こちら慣れるまでに時間かかりますよね。弓も真っ直ぐ弾くのも簡単そうに見えて難しいです。そして音を作って演奏する。色々と考えることがありますが、大人の方は頭で理解して音にしますが、年齢が低い場合は身体でどんどん覚えていきます。最初は簡単な曲で聴き馴染みがあればあるほどスラスラと弾きますが、このまま進むと必ず行き詰まります。楽しくストレスなく学ぶには絶対にソルフェージュが必要です。
このまま進むとどうなるかというと、耳コピして弾いてたので、読譜力が身についてなく難しくなると曲は長くなりますし、覚えられない又は音符が読めないので途中から弾けない等難題を抱えてしまうことになります。ピアノを習ってる又は習っていたお子様は割とすんなり進みます。音がイメージできていて譜面が読めている場合が多いですからね。譜面が読めない、解らないことでヴァイオリンが弾けないとイコールになっていってしまいます。譜面を読むことだけで物凄いストレスを抱えてしまいますし、恐らく本人は嫌いになったり、やりたくない気持ちが出てくるきっかけは大体こちらです。
楽しく学ぶにはやはり手順があります。ヴァイオリンを習う場合は簡単でもソルフェージュを一緒に学んでください。全く解らない場合はヴァイオリンの先生にお願いしてレッスン時間内少し見て頂くと良いでしょう。また、年齢が低いほど親御さんのサポートは必要不可欠です。習いたてのお子様は自分で調弦もできません。今は無料携帯アプリでチューナーがございますので、ヘルツは442.先生によっては443か好まれるかもですがきちんと合わせてあげてくださいね。またソルフェージュをサポートできればとても良いと思います。先ずはヴァイオリンを弾くとは音符も同時に理解しなければならないと思ってください。『ヴァイオリンが上手=ソルフェージュ力高い』今習っていて行き詰まりを感じている親御さんがいらっしゃいましたら、お子様が楽譜をきちんと読めているのか見てみてあげてください。ヴァイオリンが下手ではなくて音符が解らないのかもしれません。そんな時は絶対に怒らないでくださいね、本人は解らないことで不安なので、理解できればどんどんヴァイオリンも上達して本人の自信へと間違えなく繋がっていきます!ヴァイオリンが弾けるのは特別な事ですし、大人になった時に色んな方とコミュニケーションがとれる素晴らしく豊かな時間へと繋がります。楽しいだけではなくハードルを超えないと先へ行けない場面にも遭遇しますが、好きだったら乗り越えられますよ!どうぞ温かく応援してあげてください。
大人編でも書きました練習方法、宜しければ是非試してみてください。