こんにちは、凄く久しぶりのブログとなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
コロナ生活ともかれこれ1年のお付き合いとなってしまいましたね。
そんな中、昨年2月緊急事態事態宣言が出された際どのようにしてレッスンを続けて行おうかと考えSkypeでのレッスンを取り入れて新たなレッスン方式を行なってまいりました。
対面レッスンと全く同じとは言えませんが、生徒さんからの評判もよく1年間Skypeレッスンという方もいらっしゃいます!
本日はM君のお話を少し!
中学校の部活動でオーケストラに所属してます。
ヴァイオリンを弾くのは中学校の部活動で初めてで、弾き方の基本を習いたいとうちの教室に中学1年生10月いらしてくださいました。
部活動では先輩が弾き方を教えてくれるようでして、弓の持ち方も楽器の構え方も既にとても良かったです。
同級生のお子様達は皆さんヴァイオリン経験者のようでして、どうしても初心者とは差がついてしまいますよね。
そんな中、月3回のレッスンスタート!
ヴァイオリンはやはりボーイングが命!!
力を抜くのが中々難しいですし、パッセージによって弓を使う場所も違います。
また音の長さによっても弾く場所も違ったりと様々。
4本の弦を行ったり来たりと移弦もあり、左手と右手のタイミングを合わせたりと考えることは沢山ありますが、M君のまず良いところは、『音程』『リズム感』そして私が一番大切だと思っている『素直さ』でした。
最初は篠崎2巻から始め、中学2年生8月の発表会では篠崎3巻ザイツ『コンチェルトN o.5』を見事に弾ききりました。
人前でのソロは大変緊張したそうです。
次は3rdポジションの安定を目指して、この一年は伸ばし時だと確信しました。
一気にいくぞーと思いましたが、2月緊急事態事態宣言…。
みんな8月の発表会に向けて曲選びの最中、先も見えない状況でしたが、そんな時こそ楽器を弾いて元気になって貰えたら嬉しいなぁとも思いSkypeレッスンに踏み切りました。
M君もSkypeでのレッスンが続き、生徒さんにアンケートを取った結果、8月にオンラインでの発表会を行いました!
一生懸命練習しても何も発表する場がないとモチベーションも下がってしまいますし、とにかく今できることをやろうと思いました。
そしてM君には篠崎4巻『エアバリエ』弾こう!と譜面を見せた途端一瞬止まってしまいましたが、『絶対弾けるから大丈夫!』という言葉を信じてついて来てくれました。
本番素晴らしい演奏でした!
ヴァイオリンを初めて2年半弱でここまで弾けるのは正にM君の素直な心があったからだと思います。
そして現在のM君、何か弾きたい曲ある?と尋ねたところ初めて『眞田丸のテーマ』と答えてくれました。
難曲ではありますが、弾きたい曲という気持ちもあり力強いカッコいい眞田丸になってきてます!
皆さんの成長を目の当たりにでき、また一緒に喜びを分かち合えること本当に心から感謝です。
これからも皆さん楽しんで演奏してくださいね!
(M君は今もSkypeでのレッスンです)